2006年 08月 09日
TSUTOMU KUROKAWA
土曜にギャラリー間で開催させている「黒川勉のデザイン展」に行ってきました。
OUT.DeSIGNの黒川勉さんは昨年、若くして急逝されたデザイナーです。
中目黒にあるアクリルでできたプロダクトを扱っているwaazwizで黒川さんの作品をはじめて見た時にはとても衝撃を受けたことを思い出します。
展示は会場の真ん中にミラーが貼られたステージができていてテーブルや椅子などの家具を置くことで裏側がよく見えるしかけになっていたり、天井から吊された球体の照明がきれいに映されてました。
オリジナルデザインのタイルが壁一面に。
照明でフラワーベースにもなっている「ルノラ」
TV monitor stand「Quit」
テラスの展示にはワイヤーで吊された椅子。
黒川さんのでデザインした空間で一番好きなのはUNDER COVER青山店。今はもうなくなってしまっているけれど階段を上がった時に感じる独特な雰囲気とそこに置かれているものがとてもよかった。
この展示を見て改めて黒川さんのデザインしたものがこの先もずっと残っていて欲しいと思いました。
作品集がこの展示にあわせて発売され会場内で見ることができて、いつもは展示会場の4Fでデザイン関連の洋書のバーゲンをしてました。
黒川勉
1962年愛知県生まれ。1987年より杉本貴志率いるデザイン事務所、SuperPotatoにてデザイン活動開始。'92年片山正通氏と共にH.Design Assosiatesを設立。'00年OUT.DeSign設立。家具、照明器具のプロダクトデザインも多数手掛け、東京、パリ、ミラノを中心に数々の展示会を開催。
TSUTOMU KUROKAWA—黒川勉のデザイン
by onora123
| 2006-08-09 22:39
| Design