2013年 09月 20日
学ぶ楽しさ
実は「バカの壁」まだ読んでいないんです。
「虫眼とアニ眼」という宮崎駿監督との対談をまとめたものなら読んだ事があってなかなか興味深い内容だったのでいい機会をもてることができました。
聞きにきた人たちははかなり年配の方々、自分たちはかなり浮いていたはずです。
テーマは「学ぶ楽しさ」
学ぶとは、生まれ変わるということ。
当たり前のことかもしれないけれど、興味をもって何かを学んで知った時新しい自分に変われたような気持ちになる、正確には変わっているんです。
おもしろい例えでメガネをかけると同じ事、メガネを外せば見るものはぼやけて見えるけれどメガネをかければ目の前の視界ははっきりとする。
確かにそんな感覚かもしれない。今まで分からなかったことが分かった時の何とも言えない感じってありますよね。
他にも人の死についてや社会の役割、動物と人間との違い、真実のみが目の前にある解剖についてなどそれぞれ面白い解釈で捉えていて、なるほどなと思って聞いていました。
その反面、もっと話を聞くためには前提として知らなければいけない事もあるなと痛感。
最後は、「後は自分で学んでください」と言って笑いをさそっていました。
笑ってしまいましたが、実は的を得ているんですよね。人から聴いた情報や知識は驚く程早く忘れてしまうものです。自分から常に学び続けることで得られるものはいつまでも蓄積されていくんだと思うんです。
by onora123
| 2013-09-20 20:24